第31回「日本プラセンタ医学会」大会開催
──「プラセンタ療法の発展に向けて」をテーマに──
今回のテーマは「プラセンタ療法の発展に向けて~もう一度臨床に立ち返ってみる~」としました。
理由は、私(長瀬眞彦大会実行委員長)が理事長に就任した時に掲げた日本胎盤臨床医学会の5つの活動目標が
未だ不十分にしても、ある程度達成出来たことで、もう一度臨床に立ち返ろうという気持ちからです。
指定演題は全てこのテーマに沿っています。
今後のプラセンタ医学発展のビジョンを提示する目的では、招待講演として、高江正道先生(聖マリアンナ医科大学
産婦人科学教授)に「小児・AYA世代がん患者に対するがん・生殖医療の現状と課題」、笛木司先生(松花堂マツヤ
薬局・東邦大学医学部 東洋医学研究室・名古屋市立大学大学院薬学研究科生薬学)に「紫河車雑話」、また、特別
講演として中畑泰和先生(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 神経機能学分野准教授)に「ヒト胎盤抽出の効果に
関する基礎研究~皮膚細胞への影響~」のお話を頂けることになりました。いずれも、それぞれの分野で第一人者の
先生方です。
プラセンタ療法の有効性をより明確にし、それにより多くの病に苦しむ人々の症状改善に寄与することを目指して
いくのは、理事長が変わっても引き継がれてゆく、当学会の根幹をなすスピリットです。
中村光伸新理事長共々、「日本プラセンタ医学会」を引き続き宜しくお願い申し上げます。
(大会実行委員長 長瀬眞彦)
〔講演の演題及び演者〕
〔指定演題1〕 |
『大学病院へのヒト胎盤由来成分含有製剤導入の試み』 一般財団法人 Nightingale 代表理事) |
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〔指定演題2〕 |
『私のプラセンタ治療』 川口 光彦(医療法人 川口内科 院長・理事長) |
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〔指定演題3〕 |
『プラセンタ組織療法の現在地』 原 靖(原クリニック 院長) |
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〔指定講演4〕 |
『日本におけるプラセンタ医学の発展~日本胎盤医療研究会から日本プラセンタ医学会へ~』 長瀬 眞彦(一財)東邦医療振興財団 理事長/吉祥寺中医クリニック 院長 順天堂大学医学部 医学教育研究室) |
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〔ランチョンセミナー〕 |
『日本初のプラセンタエキス抽出法「W酵素分解抽出法」とは』 宮田 哲朗(株式会社UTP 企画本部 執行役員 企画本部長) |
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〔パネルディスカッション〕 |
『今後のプラセンタ療法の発展へ向けてー現時点での課題にスポットライトを当てるー』 司会:長瀬 眞彦(吉祥寺中医クリニック 院長) 西谷 雅史(響きの杜クリニック 院長) |
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〔特別講演〕 |
『ヒト胎盤抽出液の効果に関する基礎研究~皮膚細胞への影響~』 中畑 泰和(長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 神経機能学分野 准教授) |
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〔招待講演〕 |
『小児・AYA世代がん患者に対するがん・生殖医療の現状と課題』 高江 正道(聖マリアンナ医科大学産婦人科学 教授)
『「紫河車」雑話』 笛木 司(松花堂マツヤ薬局 代表取締役/東洋大学医学部 東洋医学研究室 客員講師 /名古屋市立大学大学院薬学研究科生薬学分野 研究員) |