第32回「日本プラセンタ医学会」大会開催
ー「心身共に健康で美しく歳を重ね終焉を迎えるためには」をテーマにー
とかく巷では「プラセンタの使用=アンチエイジング」という印象が先行する。
アンチエイジング作用はいわずもがな、各疾患の治療としてプラセンタの有効性は多々ある。
しかし延命を望むものの、終焉は必ず訪れる。終焉を迎える日を想像しつつ、日々を美しく生きたい…
今回のプログラムは、この想いを具現化したと言えよう。
招待講演では、山口大学産科婦人科学講座教授の杉野法広先生に「生殖医療とアンチエイジングホルモン
・メラトニン」。特別講演では、山口大学国際総合科学部教授小川仁志先生に「人生100年時代の〈老い〉
を哲学する~美と性、そして死~」として、アンチエイジングと死の相反する両面からの専門的知見を
伺った。また、維新の志士を数多く輩出した山口県での開催でもあり、宇部フロンティア大学 特命教授
内田鉄平先生に維新を中心に山口の歴史を講演頂いた。
心身共に健康で美しく歳を重ね終焉を迎える…、そのヒントを得られた有意義な大会であった。
(大会実行委員長 金子法子)