ご挨拶 - 一般財団法人 日本プラセンタ医学会

　プラセンタ療法は、全身の細胞に効果があります。そのことに気付いた先人の研究を引き継ぐ形で、
わが国において50年以上にわたり飛躍的に発展を遂げてきました。

　

　本医学会は、2007年の第１回大会から、プラセンタを積極的に使い、多くの患者さんを治療している先生方の
経験を集約し、かつ、さらなる普及と発展に努めてきました。また毎年、基礎研究分野での新しい報告がいくつも
あり、プラセンタの価値がさらに高まっていることを実感しております。

 

　今後のプラセンタ療法の在り方は、多くの病気の源である老化を治すにあると考えています。ここ数十年、
抗加齢治療の発展はめざましく、近年では ‟老化は病” となり、‟老化を治す” の意識と共に、その原因を追究する
基礎研究が進み、治療の確立に光が見え始めてきました。

 

　私たちにできる事。それは、プラセンタ療法をアンカードラッグの一つとし、この療法に正しい理解を持つ医療者が
尽力し協力し合ってより正確なデーターを蓄積し、より的確で最適なプラセンタの使い方を明確にしていくことです。

 

　そして、この活動と情報を日本プラセンタ医学会の会員と共有し、多くの患者さんに届ける事により、
‟より豊かな人生” を提供できると考えます。

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一般財団法人　日本プラセンタ医学会　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　理事長　中村光伸