学術集会 - 一般財団法人 日本胎盤臨床医学会

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学術集会

第29回「日本胎盤臨床医学会」大会 開催概要

【メインテーマ:健康寿命を延ばせ! 動ける体とプラセンタ】

※第29回日本胎盤臨床医学会大会 は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の

 延長に伴い、開催を延期といたします。(2021.5.11) 

 

開催期間

2021年5月23日(日)10:00~16:20 (9:30受付開始)

場所

御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 2Fソラシティホール

※アクセスはこちら

東京都千代田区神田駿河台4-6

JR中央・総武線「御茶ノ水駅」聖橋口から徒歩1分

東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B2出口直結

主催 一般財団法人 日本胎盤臨床医学会
大会実行委員長

中村 光伸

(光伸メディカルクリニック 院長)

メインテーマ 健康寿命を延ばせ! 動ける体とプラセンタ
プログラム

時間割  抄録

参加方法 会場参加 もしくは WEB(Live配信)参加
参加費

会場参加・WEB参加 会員    13,000円

会場参加・WEB参加 非会員   15,000円

会場参加・WEB参加 学生    3,000円

会場参加 同伴スタッフ       5,000円

2020年度入会者 (2020年4月以降入会者)   参加費無料

登録期間

2021年5月18日(火)まで

※上記期間のみの参加登録受付となり、当日参加登録はございませんのでご注意ください。

登録方法

①オンライン登録

 申込ボタン2 ※開催延期

②FAX送信

 こちらより参加申込書をプリントアウトして事務局(03-6264-3016)までFAX送信の
 うえ、参加費は下記銀行口座に登録期限までにお振込みください。

  三菱東京UFJ銀行 月島支店 普0088594 一般財団法人日本胎盤臨床医学会

会場参加者へ

5月中旬以降順次参加証を郵送いたします。当日は参加証をお持ちください。

WEB参加者へ

I.聴講用URLのご案内について

 事前参加登録頂いた皆様には5月19日に、ご登録のメールアドレスへ聴講用URLをお送り
 いたします。メールが受信されない場合はお手数ではございますが、事務局までご連絡
 ください。会の安全な運営実施の為、1名の参加登録につき、1端末からの視聴をお願い
 いたします。また、他者への譲渡は禁止とさせて頂きます。

Ⅱ.聴講方法(Zoomの使い方)について

 Zoomを利用してLIVE開催いたします。

 今までZoomを使ったことが無い方は、下記の記事を参考にアプリのインストールを事前にお願いいたします。

 ■アプリのインストールについて

WEB聴講に際しての禁止事項

配信動画及び発表資料の一部または全部を許可無しに、ダウンロード、コピー、転載することは理由の如何に関わらず一切禁止いたします。

大会終了後

登録者全員対象に6月7日より2週間のオンデマンド配信を行う予定です。

大会終了後、登録いただいたメールアドレスにご案内をお送りいたします。

出展募集中 要項  申込書
広告掲載募集中 要項・申込書

 

日本胎盤臨床医学会会員募集中!!入会随時受付中! 入会申込はこちら

 

第26回「日本胎盤臨床研究会」大会開催

──「Toward resilience and well-being(健康と幸福への回復にむけて)」をテーマに──

日本胎盤臨床医学会(理事長・長瀬 眞彦)主催の第26回学術大会が、2019年11月3日(午前10時〜午後4時3分)、広島市の広島国際会議場「コスモス」で開催された。大会実行委員長は上田 容子氏(医療法人社団 美帆会 神楽坂ストレスクリニック院長)、同副委員長および総合司会は中島 真太郎氏(広島大腸肛門クリニック院長)が務めた。     今大会のテーマには「Toward resilience and well-being(健康と幸福への回復にむけて)」とされた。人は生涯において様々な困難や病気に遭遇し、最終的には一人の例外もなく神に召されるが、どんな人生を歩んでいくのかは十人十色。挫折や病気があっても回復・治癒すると、以前よりもたおやかに前進していけるようなことがあり、プラセンタ療法を日々行っている医療者は、目の前の患者様のQOLが向上する、人生が好転していく事をしばしば体験する。今回は、プラセンタの有用性に踏み込むために、臨床および基礎研究からの発表とともに、最新文献の紹介、いまだに誤解や偏見があり臨床に於いて遭遇する苦労や問題点にも触れた。 招待講演は、「睡眠」研究の第一人者である筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長・教授である柳沢正史先生による「睡眠覚醒の謎に挑む」と、「腸内細菌」研究の第一人者である広島大学病院感染科教授である大毛宏喜先生による「腸内細菌を味方にするには」が行われた。 故・松下幸之助は戦後復興の最も目覚ましい都市は広島で、原爆による放射能の影響で75年間は草木も生えないと言われていたのに、広島の人々の再建の意志が強かったからこそ、見事な復興を遂げたと言及している。くじけることなく志さえ失わなければ困難は発展の契機となると訴え「順境よし、逆境さらによし」と言ったそう。そのresilienceはプラセンタ療法においても認めることができ、そしてwell-being(健康と幸福)への架け橋になる。たくましく復興した強く美しい街 広島での開催にふさわしい、参加者は最後まで席を立つことなく各演題に聞き入り、充実した大会となった。ちなみに懇親会に参加されたご高名な科学者である方から、こんなに楽しい学会は初めてだとのお言葉をいただいた。

 

〔講演の演題及び演者〕

基礎指定演題

ヒト網膜血管内皮細胞の酸化ストレス障害に対するメルスモンの防御効果

メルスモン製薬株式会社研究所 高橋 良樹
〔指定演題1〕

個別指導で注意したいプラセンタ治療について

~保険診療でのプラセンタ注射の適正な治療とは~

医療法人 川口内科院長 川口 光彦
〔指定演題2〕

日々の診療におけるプラセンタ療法の有用 ~アンチプラセンタの逆風をプラスに~

医療法人 いぶき会 針間産婦人科院長 金子 法子

 〔指定演題3〕

獣医学領域におけるプラセンタ療法

渡邊動物病院院長 渡邊 正俊

〔指定演題4〕

プラセンタ療法 最新文献の紹介

吉祥寺中医クリニック院長 長瀬 眞彦

〔招待講演1〕

 腸内細菌との上手な付き合い方     

        広島大学病院感染症科教授  大毛 宏喜

〔招待講演2〕

睡眠覚醒の謎に挑む

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長 教授 柳沢 正史

〔ディスカッション〕 プラセンタについて引っかかっている事を明らかにしよう
司会 : 神楽坂ストレスクリニック 院長 上田 容子
パネラー(50音順) : 石河 二郎 / 鄭 栄鳳 / 西谷 雅史

第25回「日本胎盤臨床研究会」大会開催

──「美と健康とプラセンタ治療」をテーマに──

 日本胎盤臨床医学会(理事長・長瀬 眞彦)主催の第25回学術大会が、2019年5月12日(午前9時30分〜午後4時40分)、東京都千代田区のソラシティカンファレンスセンターホールで開催された。大会実行委員長は渡邊 千春氏(医療法人 千春会 千春皮フ科クリニック理事長・院長)、同副委員長および総合司会は稗田 圭一郎氏(医療法人 五常会 鶴巻メンタルクリニック 院長)が務めた。    今大会のテーマには「美と健康のプラセンタ治療」が掲げられた。2020年に日本では女性の半数以上が50歳以上となり、超高齢化と少子化が同時に進行すると予想されている。しかし、寿命を延ばすだけでなく、いかにその生活を健康的なものにするか、また、年齢を重ねるにしたがって、内面および外面の健康、美を獲得するための働きかけが求められる。幸福な社会のベースとなる予防医療、体と心の健康長寿をめざし、歯科、内科、美容皮フ科、精神科、婦人科医師などの発表から、プラセンタ治療の実際に迫る大会となった。

 午前は、2本の海外講演報告(ロシア講演報告、モンゴル講演報告)を皮切りに、さまざまな分野から5本の指定演題が発表された。午前中最後の指定演題5では、ロシアのエレナ・フェデンコ医師による「ロシアにおけるアトピー性皮膚炎へのラエンネック(プラセンタ)の臨床報告」があった。

午後は6・7本目の指定演題発表に続いて、NCI(米国国立がん研究所)主任研究員、小林久隆医師による招待講演「がんの近赤外線免疫療法」が行われた。がんの近赤外線(光)免疫療法は、がん細胞に結合する抗体に、近赤外光線の光で化学反応を起こす物質(IR700)を付け、注射で体内に入れると、抗体は血流に乗ってがん細胞に付着する。そこにランプや内視鏡で近赤外光線を当てると、物質(IR700)が熱を発してがんの細胞膜を破壊する。正常細胞に害を与えず、がん細胞だけを死滅させる選択性が極めて高い治療法である。講演では、がんの細胞膜が破壊される瞬間の動画が紹介され、会場全体が一瞬どよめいた。 そして、5名の症例報告者による症例研究ディスカッション「興味深い症例について」では、プラセンタの臨床におけるさまざまな問題について真摯な討論が行われた。 会場からの質問や意見も多く、さらにプラセンタへの関心が深まる大会となった。

 

〔講演の演題及び演者〕

〔海外講演報告1〕 ロシア講演報告
医療法人 千春会 千春皮フ科クリニック理事長・院長 渡邊 千春
〔海外講演報告2〕

モンゴル講演報告
吉祥寺中医クリニック 院長 長瀬 眞彦

〔指定演題1〕 現在の歯科診療とプラセンタ
熊倉歯科 院長 熊倉 正和
〔指定演題2〕

美と健康寿命とプラセンタ
医療法人最匠会 光伸メディカルクリニック理事長 中村 光伸

 〔指定演題3〕

骨盤底障害とGMS(genitourinary syndrome of menopause )の診断と管理
女性泌尿器科医、女性医療クリニックLUNAグループ 理事長 関口 由紀

〔指定演題4〕

在宅での看取りと美
在宅支援診療所 小川医院 理事 今田 かおる

〔指定演題5〕 Russian experience of Laennec in the case of Atopic Dermatitis
Head of allergic and immune skin disease department Fedenko,Elena,M.D.
〔ランチョンセミナー1〕 Well-Aging/経口型成長ホルモン分泌促進剤
PRSS.Japan株式会社 ジェネラルマネージャー 木村 英正
〔ランチョンセミナー2〕 赤鹿の臍帯血から採取した成長因子を含む化粧品
医療法人 青泉会 今泉スキンクリニック 院長 今泉 明子
〔指定演題6〕 老齢マウスの記憶における新規ブタ胎盤抽出物の影響
株式会社 日本生物製剤 研究所 研究所長 平野 栄一
〔指定演題7〕 精神科における代替療法 当院での実践について
神楽坂ストレスクリニック 院長 上田 容子
〔招待講演〕 がんの近赤外線免疫療法
分子イメージングプログラム・米国国立がん研究所・米国国立衛生研究所 小林 久隆
〔症例研究ディスカッション〕 興味深い症例について
司会 : 吉祥寺中医クリニック 院長 長瀬 眞彦
症例報告者(50音順) : 北西 剛 小早川 裕之 鄭 栄鳳 古田 一徳 増永 荘平

第24回「日本胎盤臨床研究会」大会開催

──「不思議な臓器、プラセンタの多様性と謎」をテーマに──

 

日本胎盤臨床医学会(理事長・長瀬 眞彦)主催の第24回学術大会が、2018年11月25日(午前9時30分〜午後4時20分)、静岡県熱海市春日町のKKRホテル熱海・大宴会場「ラヴィ」で開催された。大会実行委員長は鄭 栄鳳氏((医)鳳栄会 清水スキンクリニック 院長)、同副委員長および総合司会は長瀬 眞彦氏(吉祥寺中医クリニック 院長)が務めた。  観光地としても全国有数な温泉郷での大会、そして昼休みには熱海ならではと言える温泉入浴のリクリエーションも盛り込まれた事もあって、医療、美容など様々な分野の関係者が詰めかけたにも関わらず、会場は非常にリラックスしたムードに包まれての開会となった。  今大会のテーマには「不思議な臓器、プラセンタの多様性と謎」が掲げられた。2007年以来会員数を増やして来た当学会ではあるが、昨今著しい発展・普及を遂げたプラセンタに対する新たな謎との対峙となるべき大会として、様々な疾患の治療で「多様性」を発揮するプラセンタの、謎と可能性を探求し続けるという理念を象徴したテーマと言えよう。

 午前は基礎講演を皮切りに、臨床発表2本と招待講演を織り交ぜて、非常に内容の濃い講演が続いた。西谷 雅史氏(響きの杜クリニック 院長)による「プラセンタに対する誤解を解く」と題された臨床発表は、ランチョンセミナーの位置付けで行われたメーカーからの報告を含め、昨今問題視されたプラセンタの安全性に対する大きな不安を払拭する意味でも、非常に有意義なものであった。  また、続いて行われた杉本 錬堂氏(一般社団法人 天城流湯治法協会 代表理事)による招待講演は、既存の治療法とは明確に一線を画した斬新かつ明快な治療法の数々が紹介され、会場に詰めかけた来場者の高い関心を集めていた。

 午後は招待講演の2本目からスタートし、4名の演者による公開討論会と言う、バリエーションに富んだ内容となった。  招待講演では、日々注目が高まる再生医療などの分野における安全性や臨床研究における諸問題と言う喫緊の問題に向き合うべく、法律と照らし合わせた非常に充実した内容の講演が注目を集めた。  続いて行われた公開討論会では、「プラセンタ療法を新たに導入する先生方への提言」と題し、長年に渡りプラセンタを治療に取り入れて来た演者4名と司会者による経験に裏打ちされた貴重な意見交換がなされ、プラセンタを治療に取り入れて行こうとする聴衆への明快・的確なアドバイスとなった。

 プラセンタの安全性が問われる大きな問題が起きた後の大会と言う事もあり、会場全体では一日を通して活発な意見交換なども見られた。これらの事からも、プラセンタに対する注目の高さが伺える大会になったと言えよう。

 

〔講演の演題及び演者〕

〔基調講演〕 胎盤機能の多様性と胎盤エキス薬理作用の多様性 〜外用剤を中心に〜
スノーデン株式会社 執行委員 大石 昌己
〔臨床発表 1〕

プラセンタに対する誤解を解く (Ⅱ)
響きの杜クリニック 院長 西谷 雅史

〔臨床発表 2〕 数年連日のようにラエンネック注射を打ち続けている症例の検討
川口メディカルクリニック 院長 川口 光彦
〔招待講演〕

西洋医学と代替医学の融合におけるプラセンタの可能性
一般社団法人 天城流湯治法協会 代表理事 杉本 錬堂

 〔招待講演〕

再生医療等安全性確保法と臨床研究法について
順天堂大学革新的医療技術開発研究センター 准教授 飛田 護邦

〔公開討論会〕

プラセンタ療法を新たに導入する先生方への提言
司会 : 吉祥寺中医クリニック 院長 長瀬 眞彦
パネリスト: 石河 二郎、高嶋 雅樹、原 靖、松岡 修平 (50音順)

第23回「日本胎盤臨床研究会」大会開催

──「この闇を照らす新しい光の向こうに」をテーマに──

  日本胎盤臨床医学会(理事長・長瀬眞彦)主催の第23回学術大会が、2018年6月24日(午前9時50分〜午後4時50分)、京都市左京区吉田近衛町の京都大学医学部構内にある、芝蘭(しらん)会館で開催された。大会実行委員長は北西剛氏(きたにし耳鼻咽喉科 院長)、同副委員長および総合司会は山本俊昭氏(山本医院 院長)が務めた。

 風光明媚な京都の地での教育機関の施設を利用した大会、更に海外からの招聘講演も多数盛り込まれていることもあって、医療、美容など様々な分野の関係者やロシアからの来賓も多く詰めかけ、会場は国際的なムードに包まれての開会となった。

 今大会のテーマには「この闇を照らす新しい光の向こうに」が掲げられた。2007年以来着実に会員数を増やし、著しい発展・普及を遂げたプラセンタ研究の11年目となる大会の新たなスタートとして、様々な疾患で「闇」を抱える多くの人々を照らす「光」となるべく研究に邁進するという理念を象徴したものとなった。

 午前はロシアおよび韓国からの海外招聘講演3本を中心に、長瀬眞彦理事長(吉祥寺中医クリニック 院長)による海外プラセンタ療法の現況紹介を織り交ぜて、非常に内容の濃い講演が続いた。

 ランチョンセミナー2本を挟み、午後は招待講演2本からスタートし、研究発表3本という、大会屈指となる多くの講演が盛り込まれた内容となった。

 

 海外招聘講演では、普段あまり接する機会のないロシアや韓国といった国々のプラセンタ研究の実態が膨大な資料と共に語られ、会場に詰めかけた多くの聴視者の賛嘆を集めた。特に日本と海外でしのぎを削る研究については、国際交流の必要性を相互に深く理解した意味でも重要であったといえよう。

 現況紹介では、日本の従事者としての立場・視点で海外の現況が詳細かつ客観的に紹介され、演者のプラセンタ研究に対する真摯な姿勢が垣間見られた。

 招待講演では、現代の逼迫した懸案であるがんの早期発見に対する革新的な手法や、日本が誇るiPS細胞による心筋の再生、更には創薬といった誰もが刮目する内容についての非常に詳細なデータや研究の詳細が発表され、会場内からは熱い視線が寄せられていた。

 研究発表は、ドイツの振動医学という馴染みの薄い分野からの切り口で読み解かれたプラセンタの効能や、YNSAを利用した非常に導入しやすい診断法、さらにはプラセンタ療法の未来に通じる可能性に言及した研究など、どれも非常に新鮮かつ有意義な講演が繰り広げられ、多くの注目を集めていた。

 ランチョンセミナーでは、新たな効能が期待される乳酸菌LJ88や、化粧品に含有する諸成分についての開発者サイドからの意見など、新鮮かつ有意義な多くの情報が会場の興味を惹いていた。

 

〔講演の演題及び演者〕

〔海外招聘講演1〕

The study of the mechanisms of biological activity of MELSMON preparation (on expression of signal molecules - markers of intracellular organelles) in human endometrial and fibroblasts

Igor Kvetnoy, MD, Professor
〔海外招聘講演2〕

Metabolic therapy post - hysterectomy syndrome in women at perimenopausal age

Orazov Mekan Rakhimberdievich, MD, Professor

〔現況紹介〕 海外のプラセンタ療法の現状
吉祥寺中医クリニック院長 長瀬 眞彦
〔海外招聘講演3〕

Antioxidant effect of human placenta extract (Laennec) against oxidative stress on muscle atrophy

Jungtae Na(ナ・ジョンテ), Research Professor, Chung-Ang university, Korea

〔ランチョンセミナー1〕

胃と腸のための乳酸菌 LJ88

スノーデン株式会社 商品開発本部 開発研究部 部長 小松 靖彦

〔ランチョンセミナー2〕

医療機関における化粧品の美肌メソッド — 化粧品パッケージ裏側にある“真実”とは —

株式会社UTP 情報開発部部長 宮田 哲朗
〔招待講演1〕

血液一滴でがんを早期発見するマイクロRNA体液診断とは

国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野 分野長 落合 孝広

 

 〔招待講演2〕

  iPS細胞を用いた心筋再生と創薬研究 —「心臓」を培養皿上で再構築することは可能か? —

大阪大学医学系研究科 心血管再生医学寄附講座 寄附講座准教授 李 鐘國
〔研究発表1〕

ドイツ振動医学から読み解くプラセンタの新たな効能について

医療法人ふじいやさか ラ・ヴィータメディカルクリニック 院長 森嶌 敦友

 

〔研究発表2〕

 YNSAとプラセンタ療法2 — 導入しやすい新しい診断法と自律神経調整法

ホロス光武クリニック 院長 光武 和彦
〔研究発表3〕

 プラセンタ療法でこれまでやってきたこと、これからやろうとしていること

東京トータルライフクリニック 院長 馬渕 茂樹

第22回「日本胎盤臨床研究会」大会開催

──「プラセンタ療法の新たなる夜明け」をテーマに──

 日本胎盤臨床医学会(理事長・長瀬眞彦)主催の第22回学術大会が、2017年11月19日(午前9時30分〜午後5時)、福岡市中央区天神のエルガーラホールで開催された。大会実行委員長は原 靖氏(福岡・田川市:原クリニック院長)、同副委員長および総合司会は高嶋 雅樹氏(福岡・北九州市:高嶋クリニック院長)が務めた。  会の創設以来11年目の新たなステップへと進んだ大会への期待から、全国各地の医師・美容師・研究者・医療スタッフなど110名が参集し盛会となった。  大会テーマには「プラセンタ医療の新たなる夜明け」が掲げられた。前回の大会では「次の10年 ─The next decade─」をテーマに、プラセンタの信頼度を高めて更なる普及を図っていくことが謳われたが、今大会のテーマはその求めに応える第一歩が踏み出されたことを宣した形となった。  午後には、今大会の開催地がプラセンタ注射薬「ラエンネック」の開発者である稗田憲太郎博士(1899〜1971)が開発研究に取り組んだ縁の地でもあることから、ラエンネック製剤元である㈱日本生物製剤の協力を得て、久留米市の新工場「ラトリエール藤光」の見学が行われた。  そのため今大会のプログラムは午前中の5題のみとなったが、いずれの講演も専門性に富む興味深いものとなった。

 招待講演ではヒートショックプロテイン(HSP)の研究と医療への導入の実体に加え、 健康の維持・増進、抗老化や美容のみならず、癌治療にまで活用範囲を広げようとしているHSPの想像を超える多機能性が膨大な資料と共に語られ、会場の賛嘆を集めた。  基調講演は、現在の主流であるプラセンタ注射の源流とされる「胎盤埋没療法」の数少ない実践者である演者により埋没療法の実際が具体的に述べられると共に、演者のクリニックにおける高い治療実績も明らかにされた。  基礎指定演題は、20〜30年前の段階で市場から姿を消してしまった3種類のプラセンタ注射薬の来歴と薬効を文献的に探索。それらが標榜していた「胃潰瘍・十二指腸潰瘍、消化性潰瘍、歯肉炎・歯槽膿漏」などへの効能までが製品と共に失われたことを惜しむという演者の言葉が会場の共感を呼んだ。  臨床発表は、今ではプラセンタ投与法の一つとして定着した「経穴注射(ツボ注射)」の依拠する医学は「東洋医学」ではなく「東方医学」とすべきことが述べられ、外国人にも理解しやすいように症例に応じたツボの取り方、効能効果の説明の仕方が示された。また、現在のツボ注射に関する研究レベルの高さを示す文献も紹介された。  ランチョンセミナーでは、今まで不完全だった美容皮膚科におけるプラセンタ製剤の美白効果の評価に関して、演者らが確立に成功した「メラニン重合評価系」が紹介された。これによって新しい製品開発が進むと共に、市井におけるプラセンタへの信頼度が高まることが期待されよう。

〔講演の演題及び演者〕

〔招待講演〕 ヒートショックプロテイン(HSP)の魅力 ─その基礎と臨床─
HSPプロジェクト研究所 所長 伊藤 要子
〔基調講演〕 プラセンタ医療の歴史とプラセンタ組織療法(胎盤埋没療法)
原クリニック 院長 原 靖
〔基礎指定演題〕 姿を消したプラセンタ注射薬:過去に存在した効能効果
スノーデン株式会社 執行役員 大石 真己
〔臨床発表〕 東方医学とプラセンタ療法“Eastern Medicine and Placenta Therapy”
吉祥寺中医クリニック 院長 長瀬 眞彦
〔ランチョンセミナー〕

新しいメラニン重合評価系を用いたプラセンタにおける美白有効成分の同定
東京医科歯科大学・教養部・生物学教授 服部 淳彦  協賛:(株)協和

〔工場見学〕 株式会社日本生物製剤ラトリエール藤光

第21回「日本胎盤臨床研究会」大会開催

──「胎盤療法 次の10年─The next decade─」をテーマに──

日本胎盤臨床医学会(理事長・長瀬眞彦)主催の第21回学術大会が、2017年6月18日(午前9時30分〜午後5時)、東京・お茶の水のソラシティーカンファレンスセンターで開催された。大会実行委員長は長瀬眞彦氏(東京:吉祥寺中医クリニック院長)、同副委員長および総合司会は渡邊千春氏(浦和:千春皮フ科クリニック院長)が務めた。
 会の創設以来10年を経て新たなステップへと進む大会であることから、全国各地から医師・研究者・医療スタッフ・健康・美容関連事業者など190名余りが参集し盛会となった。
 大会テーマには「胎盤療法 次の10年 ─The next decade─」が掲げられた。当医学会は発足以来、プラセンタ療法の浸透を期して広範な診療科に及ぶ臨床例の集積に努めてきたが、プラセンタの信頼度を一段と高めて更なる普及を図るためには、作用機序を明らかにする基礎研究の拡充、基礎と臨床のコラボレーションを求める機運が高まってきていた。大会テーマの「次の10年 ─The next decade─」は、その求めに応える第一歩が踏み出されたことを内外に宣したものと受け止められよう。
 テーマに応じて今大会は12題のプログラムが組まれたが、このたび英国の『Climacteric』誌に研究論文が掲載された「更年期症候群にプラセンタを用いた二重盲検試験」に関する臨床報告を皮切りに、基礎研究3題、また国際交流の一環として韓国とロシアから各2題の特別講演が組まれた。また、招待講演では朝霧高原で展開されている地域医療(統合医療)の実際が披瀝され、教育講演ではプラセンタ療法に適した臨床試験の評価法をはじめ、伝統医学への望ましい向き合い方が語られた。また、「美容皮膚科で生きる漢方」と題したランチョンセミナーは、漢方医療のユニークな展開として関心を集めた。
 セッションの最後に行われた「総合討論」は研究者3名が加わり、司会者を含む6名で基礎研究の必要性と困難さを巡り突っ込んだ意見が交わされた。なお、討論会の記録は医学会のホームページに掲載される。

〔講演の演題及び演者〕

〔招待講演〕 コミュニティー・ベースの統合医療──自然欠乏症候群概念を含めて
朝霧高原診療所 院長、WELLNESS UNION〔富士山静養園・日月倶楽部〕代表 山本 竜隆
〔教育講演〕 患者ファーストの臨床評価法はRCTの先にあ─東方医学から学ぶ個別化・精密医療
帝京平成大学ヒューマンケア学部 教授 上馬塲 和夫
〔臨床発表〕 更年期女性の軽微な更年期症状に及ぼすプラセンタエキスの効果
山本医院 院長 山本 俊昭
〔特別講演1〕 当クリニックで行っている胎盤による美容療法
アーバンビューティー形成外科 代表院長 申 峻昊
〔特別講演2〕 Ideal Usage for Placenta Injection
Medical Doctor of Greencross lab & I-Med Center, Korea Donghwan Kim
〔特別講演3〕 Russian experience of application Laennec in gynecology
Doctor Med Sci., Professor Irina Vsevolodovna Kuznetsova
〔特別講演4〕 Prospective of gerontological applications of Laennec:
fundamental studies & molecular mechanisms
Doctor of medical science Olga Alekseevna Gromova
〔基礎研究1〕 〔基礎研究1〕臨床所見にマッチした抗酸化活性の測定法とは?
メルスモン製薬㈱ 研究所所長 高橋 良樹
〔基礎研究2〕 基礎から臨床へ:二つの経験の紹介──プラセンタエキスと
サイタイエキスの外用での美容効果&新規乳酸菌LJ88
スノーデン㈱ 商品開発本部開発研究部 部長 小松 靖彦
〔基礎研究3〕 肝がん細胞における抗がん剤とヒト胎盤抽出物の併用効果
㈱日本生物製剤 プラセンタ・アベニール研究所 所長 平野 栄一
〔総合討論〕 テーマ:基礎と臨床のコラボレーション
 司 会:長瀬 眞彦(吉祥寺中医クリニック 院長)
 出席者:上馬塲 和夫(帝京平成大学ヒューマンケア学部 教授)
 北野原 正高(きたのはら女性クリニック 院長)
 小松 靖彦(スノーデン㈱ 商品開発本部開発研究部 部長)
 高橋 良樹(メルスモン製薬㈱ 研究所所長)
 平野 栄一(㈱日本生物製剤 プラセンタ・アベニール研究所 所長)
〔ランチョンセミナー〕 美容皮膚科で生きる漢方
野本真由美スキンケアクリニック 院長、オバジクリニックトウキョウ 総院長 野本 真由美

第20回「日本胎盤臨床研究会」大会開催

「プラセンタ療法─明日への道しるべ」をテーマに、医師ら100余名が参集

日本胎盤臨床医学会(理事長・長瀬眞彦)主催の第20回学術大会が、2016年10月9日(午前9時30分~午後5時)、岡山市の岡山国際交流センターで開催された。大会実行委員長は川口光彦氏(岡山市:川口メディカルクリニック院長)、同副委員長および総合司会は上田容子氏(東京:神楽坂ストレスクリニック院長)が務めた。会の創設以来10年を経た第20回という節目の大会であることから、全国各地から医師・美容師・研究者など100余名が参集し盛会となった。

大会テーマには「プラセンタ療法──明日への道しるべ」が掲げられた。当医学会が研究会として発足した10年前は、まだプラセンタ療法の何たるかを正しく認識しつつ、その医療面での可能性を見極め体系化していくことが大きな課題だったが、その取組みが注射剤において逐次進展するにつれて、大幅に流通量が増えてきたアンチエイジング用サプリメントや美容・美肌用外用剤が新たに研究課題に加わってきている。それに応じて当医学会ではサプリメントの臨床試験なども行ってきているが、今大会のテーマはそうした状況を反映していよう。

テーマに応じて今大会は、下記のように13題のプログラムが組まれたが、招待講演(渡邊氏)では健康長寿の基本となる栄養学の時代的変遷が、膨大な資料を基に語られた。また、基調講演(川口氏)は、10年にわたるウイルス性肝疾患のプラセンタ治療実績を中心に、一医療機関におけるプラセンタ療法の取組みの実際がつぶさに提示された。

「指定演題」では浜田氏(内科・消化器科)、河田氏(形成外科)、日比野氏(再生医療・眼科)が、それぞれの分野におけるプラセンタの積極的な使い方と効果の特長を具体的に披瀝した。
「基礎指定演題」では、製薬会社の第一線研究者(平野・小松・高橋・千葉の4氏)が、それぞれの社の主力製品に関する基礎研究を、重要な基礎資料を添えて解説した。

「臨床発表」は産婦人科(金子氏)と歯科(喜多嶋氏)におけるプラセンタの積極的使用例とその有効性が詳細に示された。

「総合討論」は下記の6氏によって「①プラセンタ治療の導入の仕方 ②プラセンタ治療を行う際に厳守すること ③効果のあった実例、使用に際して工夫していること ④胎盤供給に関して今後の問題点(婦人科の立場から) ⑤料金設定」について、実例を提示しつつ活発に論議が交わされた。

また「ランチョンセミナー」では高木准教授(消化器・肝臓内科学)が、悪玉とされている酸化ストレスが慢性消化器疾患や肝胆膵癌に対して功罪両面に働く実際を、動物モデルによるデータを元に興味深く解説した。

〔講演の演題及び演者〕

〔招待講演〕 覆る栄養学の常識
公益社団法人 生命科学振興会理事長 渡邊 昌
〔基調講演〕 プラセンタ医療──「晴れの国」から
川口メディカルクリニック 院長 川口 光彦
〔指定演題1〕 治療抵抗性糖尿病における肝臓病学的アプローチ
──鉄動態の是正と糖代謝改善の関連性

浜田内科消化器科クリニック 院長 浜田 結城
〔指定演題2〕 当院におけるプラセンタの臨床応用について
河田形成外科 院長 河田 真
〔指定演題3〕 再生医療の観点から考えたプラセンタ医療
Rサイエンスクリニック広尾 院長、大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 特任准教授 日比野 佐和子
〔基礎指定演題1〕 ヒト胎盤抽出物における癌細胞増殖抑制物質の単離・同定と肝癌治療薬としての可能性
株式会社 日本生物製剤 プラセンタ・アベニール研究所 所長 平野 栄一
〔基礎指定演題2〕 プラセンタエキスの効果を動画で見る
──マクロファージ機能低下防止と線維芽細胞増殖促進

スノーデン株式会社 商品開発本部開発研究部 部長 小松 靖
〔基礎指定演題3〕 プラセンタ(メルスモン®)の作用機序の解明(その3)
メルスモン製薬株式会社 研究所所長 高橋 良樹
〔基礎指定演題4〕 プラセンタエキスおよびエタノールアミンのアルコール性肝障害に対する効果の検討
クラシエ製薬株式会社 漢方研究所 製品開発第2グループ 研究員 千葉 殖幹
〔臨床発表1〕 閉経周辺期から始めるプラセンタ療法
医療法人いぶき会 針間産婦人科 院長 金子 法子
〔臨床発表2〕 ブラキシズムと口腔疾患
きたじま歯科 院長 喜多嶋 洋史
〔総合討論〕 テーマ:今後のプラセンタ医療について
司会:川口光彦(川口メディカルクリニック 院長)
パネリスト:
  • 長瀬 眞彦(吉祥寺中医クリニック 院長)
  • 浜田 結城(浜田内科消化器科クリニック 院長)
  • 河田 真作(河田形成外科 院長)
  • 日比野 佐和子(Rサイエンスクリニック広尾 院長)
  • 北野原 正高(きたのはら女性クリニック 院長)
〔ランチョンセミナー〕 消化器慢性炎症・発癌に関連する酸化ストレスの不思議
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 消化器・肝臓内科学 高木 章乃

第19回「日本胎盤臨床研究会」大会開催

「統合医療のパラダイムシフト」をテーマに、医師ら190名余が参集

日本胎盤臨床医学会(理事長・長瀬眞彦)主催の第19回学術大会が、2016年6月19日(午前9時30分~午後5時)、東京・お茶の水のソラシティーカンファレンスセンターで開催された。大会実行委員長は北野原正高氏(仙台市:きたのはら女性クリニック院長)、同副委員長および総合司会は福永伴子氏(東京:ともクリニック浜松町院長)が務めた。今大回はロシア人医師による特別発表2題が組まれたことを受けて同国からの医師・美容師・研究者など26名も加わり、大会参加者は195名を数えた。

大会テーマには「統合医療のパラダイムシフト」が掲げられた。変化への適切な対応が求められるのは第一線に立つ者なら誰でも同じだが、とりわけ医療者は専門分野を極める過程で、予想外の局面に幾度となく出会うと言われる。プラセンタ療法もその一つで、多くの医療者がそれを実際に使用してみて意外な有効性に驚き、その理由を模索しながら応用範囲を広げてきた。その意味でこの医学会大会は、参加者にとって生きた情報交換の場であり、新たな飛躍をもたらすノウハウをつかむ貴重な場でもある。

その期待に応えるために今大会は示唆に富む13題のプログラムが組まれたが、溝口徹氏(新宿溝口クリニック院長)による「分子整合医学」を論じた招待講演は、栄養学の常識を覆す知見に満ち、100分間が短く感じられるほどであった。また、今大会のためにロシアから来日した2人の女性医師(Dr.Izmaylova Tatyana, Dr.Silantiva Elena)による特別講演は、現在の同国でのプラセンタ療法への関心の高まりと深化を強く印象づけた。

研究発表(指定演題3題、臨床発表6題)は、各分野でのプラセンタの活用の実際、応用の可能性、あるいは作用機序の考察が展開され、プラセンタ療法においては文字通り劇的な「パラダイムシフト」が確実に進んでいることを示すものとなった。

〔講演の演題及び演者〕

〔招待講演〕 分子整合医学──オーソモレキュラー療法の基礎と臨床
新宿溝口クリニック 院長、オーソモレキュラー.jp 代表医師 溝口 徹
〔指定演題1〕 プラセンタ(メルスモンⓇ)の作用機序
──セロトニン親和性蛋白質に及ぼすプラセンタの影響

メルスモン製薬㈱ 研究所所長 高橋 良樹
〔指定演題2〕 当院における伝統医療と現代医療の併用療法について
東銀座タカハシクリニック 院長 高橋 博樹
〔指定演題3〕 動物由来プラセンタおよびエタノールアミンの肝保護作用の検討
クラシエ製薬㈱ 漢方研究所製品開発第2グループ 研究員 千葉 殖幹
〔臨床発表1〕 ヒト・プラセンタ・エキス投与による有害事象
 ──安全かつ効果的なプラセンタ治療法

清水スキンクリニック 院長 鄭 栄鳳
〔臨床発表2〕 いつまでも元気で若々しく>
──見た目に対するプラセンタ・動き目に対するプラセンタ

光伸メディカルクリニック 院長 中村 光伸
〔臨床発表3〕 更年期障害におけるメルスモンの効果
ますなが医院 院長 増永 荘平
〔臨床発表4〕 整形外科領域のプラセンタ応用
清水整形外科医院 院長 清水 泰雄
〔臨床発表5〕 歯科におけるプラセンタ療法とその作用機序について
熊倉歯科 院長 熊倉 正和
〔臨床発表6〕 耳鼻咽喉科領域における統合医療の役割
きたにし耳鼻咽喉科 院長 北西 剛
〔特別発表1〕 アンチエイジング・プログラムの基礎となるメタボリック補正の個別治療プロトコル
Influence of placental drug Melsmon on the mitochondrial activity of platelets in a sample in vitro

Dr.イズマイロバ タチアナ(Izmaylova Tatyana Dmitrievna)
(Doctor immunologist, Candidate of Medical Sciences, director of the cytochemical research Center)
〔特別発表2〕 生殖補助医療における胎盤抽出剤の臨床試験について
Experience with using allogeneic placental peptide drug in preparation for assisted reproduction programs

Dr.シラチェワ エレナ(Silanteva Elena Sergeevna)
(MD in obstetrics and gynecology, rehabilitation medicine)
〔ランチョンセミナー〕 オーソモレキュラー療法とは
──症例の紹介と医療用サプリメントの解説

新宿溝口クリニック チーフ栄養カウンセラー 定 真理子

第18回「日本胎盤臨床研究会」大会開催

爽秋の名古屋に医師、美容・健康産業関係者130名余が参集

日本胎盤臨床医学会(理事長・長瀬眞彦)主催の第18回学術大会が、2015年11月1日(午前9時30分〜午後4時30分)、名古屋市のホテル「名古屋マリオットアソシア」で開催された。大会実行委員長は上野正樹氏(長野市:上野医院院長)、同副委員長および総合司会は小早川裕之氏(名古屋市:小早川医院院長)が務め、参加者は130名を超えた。

大会テーマは「心(非物質)と胎盤組織(物質)との関わり方(相互作用)について」が掲げられた。この一見難解なテーマには、医療は単に病む肉体だけを診るだけでなく、患者の心理や社会的側面などの見えない要素も包括的に診る全人的医療でありたいという今日的課題に、プラセンタ療法はどう対処してきたかという問いかけの意味もある。一方では、プラセンタは幅広い分野で数多くの臨床効果が報告されてきが、有効性を証す科学的裏付けが乏しいとされてきたことに対する反論の意味も込められていよう。

そうした問題を根本に返って考えたいという要請に応えて、今回の招待講演は岸根卓郎名誉教授(京都大学)による「第二の文明ルネッサンス──量子医学の時代がやってきた」と題して行われ、誰もが一言も逃すまいと耳を傾けた。基礎となる量子論の説明は難解を極めたが、物体ではなく素粒子の波動性に着目する量子論によれば、世界は今世紀に入って以来、800 年前のルネッサンスに次いで第二の文明ルネッサンスを迎えており、医学の世界では従来の科学一辺倒の西洋医学に代わり、人間の精神性を重んずる新しい医学として心身一如の東洋医学の勃興期が始まっているという指摘は、厳格な予言のように会場に響いた。

また今回のテーマを別の面から見れば、胎盤が「胎児の生命」を育むように、プラセンタが健康を回復させる──つまり「見えるもの」が「見えないもの」を動かす不思議さに思いを寄せ、プラセンタの効能をしっかり再認識しようという呼びかけとも受け止められよう。その呼びかけに応えるかのように、今大会の5題の研究発表は、いずれもプラセンタの真価に迫ろうとする内容の深いものとなった。

研究発表1題目の上野正樹院長は、胎盤療法の歴史にも触れながら、その不思議でしかなかった胎盤の作用が科学的に解明されてきた経緯を述べ、今もなお効果の全貌がつかめないプラセンタの有効性を、成分や作用機序が十分にわからないという理由で無視しようとすることは不合理ではないかと訴えた。

研究発表2題目の西谷雅史院長(響きの杜クリニック)は、プラセンタを中心に医療を体系化することにより、非常に大勢の患者の喜びに包まれている自院の診療の実際を示しながら、西洋医学による通常の医療では果たせない統合医療の効果を説得的に述べて会場の共感を呼んだ。

研究発表3題目の大石真巳氏(スノーデン㈱)は、従来行ってきた「胎盤の機能と産生物質」解明シリーズの新たなアイテムとして「セロトニン」を取り上げ、科学的実験に基づく神経系に対する有用性の評価を丁寧に行い、プラセンタの有効性を立証する新たな糸口を示した。

研究発表4題目の天願勇院長(統合医療センタークリニックぎのわん院長)は癌の治療歴が長いが、未知の効能を内包するプラセンタに対すると同じ姿勢で、癌に対して樹状細胞ワクチン療法を行っている近年の経験を語ったが、「医師は患者の個別性を無視した“マニュアルドクター”になってはならない」と述べた言葉が印象的であった。

研究発表5題目は、ロシアの女性薬理学者であるO.A.グロモヴァ教授が行った。注射薬ラエンネックを用いた創傷治癒(皮膚再生)、鉄過剰症を伴う肝疾患の改善に関する自身の研究の他に、ロシア人医師たちによる肝臓学・免疫学・婦人科学領域におけるプラセンタの研究の現状が紹介され、ロシアに於けるプラセンタ熱の高まりを窺い知ることができた。また、今回は2題のランチョンセミナーが組まれて関心を集めた。

1題目の日置富士雄氏(㈱ダイヤ製薬)による「腸内細菌の乳酸球菌(EF-621菌)で腸管免疫を活性化」では、注目を集めている腸内細菌叢の中でもビフィズス菌などの桿菌に比して球菌の方が免疫活性が高く、中でもEF-621菌の死菌末を用いている自社製品の優位性を実験データを示して説明し、全国の医療機関で免疫療法に使われている実情を述べた。

2題目は熊谷美雪氏(㈱UTP美容部インストラクター)が「プラセンタ化粧品について」と題して自社製品の全容を示し、高い評価を得ている「PLACENTA DUE 100」「La PRECIA Series」の特性を解説し、興味深い販促材料も紹介した。

〔講演の演題及び演者〕

〔招待講演〕 第二の文明ルネッサンス  ──量子医学の時代がやってきた──
京都大学名誉教授・南京経済大学名誉教授 岸根 卓郎
〔研究発表1〕 胎盤エキス──動物種差と投与法、効果の差異の考察
上野医院 院長 上野 正樹
〔研究発表2〕 「プラセンタは赤ちゃんからのプレゼント─プラセンタに対する誤解を解く」
響きの杜クリニック   院長 西谷 雅史
〔研究発表3〕 「胎盤の機能と産生物質 ─セロトニン」
スノーデン㈱ 執行役員 大石 真巳
〔研究発表4〕 「がん免疫とプラセンタ」
統合医療センタークリニックぎのわん 院長 天願 勇
〔研究発表5〕 Ability of placental medicine Laennec in various areas of medicine, point of view of pharmacologist
(臨床薬理学者から見たラエンネック)

Dr.Olga Alekseevna Gromova(オルガ・アレクシーヴナ・グロモヴァ)
〔ランチョンセミナー〕

「内細菌の乳酸球菌(EF-621K菌)で、腸管免疫を活性化」
㈱ダイヤ製薬 営業部営業課長 日置 富士雄

「プラセンタ化粧品について」
株式会社UTP 美容部インストラクター 熊谷 美雪