第26回「日本胎盤臨床研究会」大会開催 - 一般財団法人 日本胎盤臨床医学会

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学術集会

第26回「日本胎盤臨床研究会」大会開催

──「Toward resilience and well-being(健康と幸福への回復にむけて)」をテーマに──

日本胎盤臨床医学会(理事長・長瀬 眞彦)主催の第26回学術大会が、2019年11月3日(午前10時〜午後4時3分)、広島市の広島国際会議場「コスモス」で開催された。大会実行委員長は上田 容子氏(医療法人社団 美帆会 神楽坂ストレスクリニック院長)、同副委員長および総合司会は中島 真太郎氏(広島大腸肛門クリニック院長)が務めた。     今大会のテーマには「Toward resilience and well-being(健康と幸福への回復にむけて)」とされた。人は生涯において様々な困難や病気に遭遇し、最終的には一人の例外もなく神に召されるが、どんな人生を歩んでいくのかは十人十色。挫折や病気があっても回復・治癒すると、以前よりもたおやかに前進していけるようなことがあり、プラセンタ療法を日々行っている医療者は、目の前の患者様のQOLが向上する、人生が好転していく事をしばしば体験する。今回は、プラセンタの有用性に踏み込むために、臨床および基礎研究からの発表とともに、最新文献の紹介、いまだに誤解や偏見があり臨床に於いて遭遇する苦労や問題点にも触れた。 招待講演は、「睡眠」研究の第一人者である筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長・教授である柳沢正史先生による「睡眠覚醒の謎に挑む」と、「腸内細菌」研究の第一人者である広島大学病院感染科教授である大毛宏喜先生による「腸内細菌を味方にするには」が行われた。 故・松下幸之助は戦後復興の最も目覚ましい都市は広島で、原爆による放射能の影響で75年間は草木も生えないと言われていたのに、広島の人々の再建の意志が強かったからこそ、見事な復興を遂げたと言及している。くじけることなく志さえ失わなければ困難は発展の契機となると訴え「順境よし、逆境さらによし」と言ったそう。そのresilienceはプラセンタ療法においても認めることができ、そしてwell-being(健康と幸福)への架け橋になる。たくましく復興した強く美しい街 広島での開催にふさわしい、参加者は最後まで席を立つことなく各演題に聞き入り、充実した大会となった。ちなみに懇親会に参加されたご高名な科学者である方から、こんなに楽しい学会は初めてだとのお言葉をいただいた。

 

〔講演の演題及び演者〕

基礎指定演題

ヒト網膜血管内皮細胞の酸化ストレス障害に対するメルスモンの防御効果

メルスモン製薬株式会社研究所 高橋 良樹
〔指定演題1〕

個別指導で注意したいプラセンタ治療について

~保険診療でのプラセンタ注射の適正な治療とは~

医療法人 川口内科院長 川口 光彦
〔指定演題2〕

日々の診療におけるプラセンタ療法の有用 ~アンチプラセンタの逆風をプラスに~

医療法人 いぶき会 針間産婦人科院長 金子 法子

 〔指定演題3〕

獣医学領域におけるプラセンタ療法

渡邊動物病院院長 渡邊 正俊

〔指定演題4〕

プラセンタ療法 最新文献の紹介

吉祥寺中医クリニック院長 長瀬 眞彦

〔招待講演1〕

 腸内細菌との上手な付き合い方     

        広島大学病院感染症科教授  大毛 宏喜

〔招待講演2〕

睡眠覚醒の謎に挑む

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構長 教授 柳沢 正史

〔ディスカッション〕 プラセンタについて引っかかっている事を明らかにしよう
司会 : 神楽坂ストレスクリニック 院長 上田 容子
パネラー(50音順) : 石河 二郎 / 鄭 栄鳳 / 西谷 雅史