ホーム >> プラセンタとは


現代ほど科学技術の進歩が著しい時代はありません。医学の分野では、新しい治療法や医薬品が続々と登場し、現代医学が「万能の医学」となる日も遠くないと考えられた時代もありました。
 ところが、現代医学でも治せない難治の病気が数多くあるのです。更年期障害・C型肝炎・アトピー性皮膚炎・ぜんそく・めまい・耳鳴りなどのように、治療の決め手のない病気がまだ山積みになっています。
 そんな時代だからこそ、難治の病気を見事に改善に導く救世主として、「プラセンタ」の薬効に大きな期待が寄せられているのかもしれません。
 プラセンタとは、哺乳動物の「胎盤」を指す言葉で、一般に人間やブタの胎盤から抽出されたエキスのこともプラセンタと呼ばれます。ちなみに、人間の胎盤エキスは注射薬、ブタの胎盤エキスは内服薬や健康食品、化粧品に利用されています。
 胎児が母親の体内にいる間、胎盤は、胎児と母親とを結んで胎児の生命を維持し、その成長を促すという極めて重要な働きを担っています。わずか10ヵ月でたった1個の受精卵を約3キロの赤ん坊に育て上げることができるのは、胎児の発育に必要なあらゆる栄養と豊富な生理活性物質(体の働きを活発にする物質)が、胎盤に含まれているからにほかなりません。そのことからもわかるように、プラセンタは薬効の宝庫なのです。
プラセンタは、哺乳動物の胎盤のこと。胎盤は妊娠中に作られる円盤状の臓器で、胎児と母親とを結んで胎児の生命を維持し、成長を促す。
 プラセンタには、ホルモン分泌・免疫機能・解毒作用などを担い組織の再生を助ける「細胞増殖因子」を産生するという希有な働きが認められ、現代医学が手こずる難治の病気を治す特効薬として、今、大きな期待を集めている。

 まさに神秘の臓器ともいえるプラセンタの薬効はすでに紀元前から重用され、医学の父とされる古代ギリシアのヒポクラテスは医療に用い、エジプトのクレオパトラも若さと美貌を保つために愛用したといわれています。中国でもプラセンタは、「紫河車」という漢方薬として古くから珍重されてきました。
 プラセンタの薬効が近代医学に応用されたのは、1930年代の旧ソ連(ロシア)が最初でした。V,P,フイラトフ博士が熱心に研究を行い、その成果は戦後まもないころ日本にもたらされました。
 当時、プラセンタの研究の第一人者であった稗田憲太郎博士は、久留米大学病理学研究室で教授と医学部長を兼任しながら研究に取り組み、プラセンタの薬効の秘密は「組織の再生」を促すことにあるとの結論に達しました。今でこそ「再生医療」は現代医学の最先端をいく研究テーマですが、稗田博士は1950年代からすでに、プラセンタにその可能性を見いだしていたわけです。

  プラセンタが日本で医薬品の承認を受けたのはほぼ半世紀も前のことですが、その真価が広く知られるようになったのはつい最近のことです。現代医学が手こずる難治の病気を治す特効薬として、プラセンタの薬効が多くの医師によって再評価されはじめたからです。
 吉田健太郎がプラセンタのことを初めて知ったのは1990年代前半で、病院で勤務していたころのことです。 吉田健太郎が医師になった当初から、化学薬品を多用する現代医学のあり方に疑問を覚え、副作用の少ない天然原料の医薬品を探し求めていました。そして、薬の百科辞典ともいうべき『日本医薬品集』を見ていて偶然目に留まったのが、プラセンタだったのです。
 文献で調べてみると、プラセンタは安全性が極めて高く問題となるような副作用の心配がない反面、多岐に及ぶ強力な薬効が期待できることがわかりました。そこで、研究を始め、安全性を確かめたうえで患者さんの治療に取り入れてみると、予想以上に顕著な効果が現れました。肩こり・腰痛・生理痛などの不快症状から冒頭で述べた難治の病気にいたるまで、プラセンタはこれらを改善に導く、まさに八面六 臂のめざましい大活躍を見せたのです。
 そのうちに、吉田健太郎は病院に勤めながら週2回プラセンタ療法を行うための医院を1人で始めました。ところが、1年もたたないうちにプラセンタ療法の評判がロコミで広まり、患者さんが殺到。そのため、病院勤務を辞めて本格的な医院を開設する必要に迫られ、1997年から現在のクリニックを始めました。
 当院は20坪ほどの小規模のクリニックですが、今では年間で延べ7万人もの患者さんがプラセンタ療法を受けにきます。
 これほどおおぜいの患者さんが日々来院するという事実が、プラセンタの薬効のすばらしさを如実に物語っているでしょう。

 これからの医療は何をすべきか
 プラセンタをよく知ってもらえれば、その答えはおのずとわかってくると思います。プラセンタは、それくらい大きなパワーを秘めているのです。

 
プラセンタにはホルモン調整・免疫強化など薬効が20もあるが副作用はなく、医師も続々活用

◆プラセンタの20種の薬理作用◆

@基礎代謝向上作用
A細胞活性化作用
B呼吸促進作用
C血行促進作用
D造血作用
E疲労回復作用
F血圧調節作用
G自律神経調節作用
Hホルモン調整作用
I免疫強化作用
H活性酸素除去作用
H抗突然変異作用
I創傷回復促進作用
I抗炎症作用
D抗アレルギー作用
I体質改善作用
I強肝・解毒作用
I妊婦の乳汁分泌促進作用
I食欲増進作用
I精神安定作用
 
前の記事で紹介した、胎盤エキス「プラセンタ」は、現代医学が手こずる難治の病気や不快症状に対して、想像を絶するすばらしい薬効を示すことがしばしばあります。その薬効の秘密は、胎盤の働きを考えればよくわかるでしょう。
 卵子と精子が出合うと受精卵が生まれ、それはやがて子宮内壁に着床します。すると、無数の絨毛を出し、母体の子宮内壁と結合して、円盤状の臓器を作ります。これが胎盤です。

 人間の場合、わずか直径0.1ミリの受精卵が10ヵ月後には重さ約3キロ体長約50センチの胎児に成長することになります。その間、胎盤は、胎児に酸素と栄養を補給するだけでなく、肺・肝臓・腎臓の働きを担ったり、ホルモンを作ったり、免疫力(病気から体を守る力)を強化したりして、胎児にとって「万能の臓器」ともいうべき活躍をします。そのため、胎盤には胎児の発育に必要なさまざまな栄養と生理活性物質(体の働きを活発にする物質)が豊富に含まれているのです。
 

 胎盤にはどんな成分が含まれているのか、具体的に見てみましよう。まず、たんぱく質・脂質・糖質の三大栄養素です。そして、ロイシン、リジン、バリン、スレオニン、イソロイシンなどの必須アミノ酸(体内で合成できないたんぱく質の構成成分)のほか、グリシン、アラニン、アルギニンなど、十数種類のアミノ酸が含まれています。 また、ビタミンB1・B2・C・D・E・ナイアシンなどのビタミン類のほか、カルシウム、カリウム、リン、マグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラル(無機栄養素)類が豊富なうえに、アルカリホスフ ァターゼ、酸性ホスフアターゼ、ヒアルロニダーゼなど、少なくとも100種類を超える酵素(体内の化学反応を助ける物質)が含まれていることも確認されています。
 それに加え、全身の働きを正常に保つ、特有の生理活性物質が多数含まれていることもわかっています。例えば、胎盤でできる特殊なたんぱく質に、ガンの転移を抑える顕著な働きのあることが、製薬メーカーによって2001年に発表されています。最近では、秋田大学医学部の研究で、血液凝固を強力に阻止する画期的な物質として、カルホビンシンという成分も胎盤から発見されています。

 

現在わかっているプラセンタの20の薬効

 これまでの研究で、胎盤には表のように20もの薬理作用のあることがわかっています。これだけたくさんの薬効を持つ薬は、プラセンタ以外には存在しません。プラセンタが難治の病気退治の救世主と見なされるのも、この幅広い薬効によるものです。

 もう一つ、プラセンタがすごいのは、注射でプラセンタを投与しても、重大な副作用が全く起こらないということです。
 「よく効く薬は副作用が強く、副作用のない薬はあまり効かない」という常識がありますが、プラセンタにはそれが全く当てはまりません。 吉田健太郎のクリニックでは年間延べ約7万人もの患者さんにプラセンタを用いていますが、重篤な副作用が認められた例は全くと言ってよいほどないのです。
 比較的副作用が少なくて安全とされるビタミン剤などの注射でも、1万回打てば1回くらいは何か問題が起こるといわれていますが、プラセンタに限ってはそうした心配はいりません。なぜなら、プラセンタは、一般の薬と 違って、弱った機能や組織を修復したり不足した成分を体自身が作るように組織を刺激したりして、自然治癒力を強めるからです。
  こうしたプラセンタのすばらしさが、医師の間でも評判になってきました。吉田健太郎がプラセンタを治療に用いはじめてすでに15年たちますが、当時と比べると多くの医療施設で、プラセンタが用いられています(「プラセンタ療法を行う主な病医院一覧」 は参照)。 だからといって、全国のすべての医師がプラセンタ療法を実施しているわけではありません。
 残念ながら、実施している医療機関はまだ限られています。そのため、吉田健太郎のクリニックには、北海道や九州、さらには台湾や韓国からも、毎月のようにプラセンタの注射を受けにくる患者さんがいます。そうした患者さんの負担を軽減さ せるためにも、吉田健太郎はこれからも啓蒙を続け、日本全国でもっと気軽にプラセンタ療法を受けられるようにし、難治の病気で悩む人たちの助けになりたいと考えています。

 
プラセンタか効く難病の第一は[更年期障害]で、不快症状が消失し、月経の再開例もある



 女性の多くは、50歳前後の閉経の時期になると、ホットフラツシユ (顔がカーッと熱く聯撃髀ヌ状),のぼせ,発汗,動悸,不眠,めまい,冷え,イライラ,ウツ症状といった心身の不調に悩まされるようになります。これが 更年期障害です。
 女性ホルモンの分泌の減少に伴って起こるこのような更年期障害に対して、婦人科では今、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)を内服や注射で補う「ホルモン補充療法」を受ける人が増えています。しかし 吉田健太郎は、これについて異論を持っています。
 更年期は、女性ホルモンの分泌が停止へ向かうとともに、副腎などの働きで新しいホルモンバランスが作られていく大切な時期でもあります。にもかかわらず、自然の営みに逆らい「足りないなら外から補えばいい」とばかりに女性ホルモンを安易に補うことは、不自然だと考えています。このように無理な治療を行えば、新たな病気が発生する可能性も出てきます。実際に、米国や英国での大規模調査では、ホルモン補充療法によって、乳ガンや心臓病、脳卒中のリスクが高まるという報告があります。
 また、更年期に現れるウツ症状やイライラ、不眠などの治療のために、精神安定剤や睡眠薬が長期間用いられることも珍しくありません。これも、体にいいことは何一つないのです。更年期障害は、つらいとはいえ、命にかかわる病気ではありません。そうした病気に対し、危険性が高い薬を第一選択肢として使うことに、 吉田健太郎は違和感を覚えずにはいられません。



 更年期障害の治療の第一選択肢として理想的なのは、副作用がなく、それでいて効果の大きい薬であるべきです。その薬として 吉田健太郎が第一におすすめしたいのが、「プラセンタ」、または漢方薬です。特にプラセンタには、更年期の不快症状を、副作用がほとんどなく強力に軽減させる薬効があるのです。 例えば、こんな例がありました。53歳の女性の場合は、ホットフラッシュと多汗で夜も眠れず、ひどい肩こりとイライラに悩まされていました。そこで、プラセンタの注射を週に1回、三ヵ月間続けた結果、不快症状がほとんど気にならなくなりました。しかも、血液検査で血中エストロゲンの濃度が高くなったことも確認され、精神的にも落ち着いて不眠も起こらなくなったのです。
 このように、プラセンタには体の働きを若々しく健康な方向に導く顕著な働きがあり、閉経まもない女性では、血中エストロゲンの増加する例が多く見られ、止まっていた月経が再開することも珍しくありません。
 それどころか、更年期の不快症状が緩和されるのに伴って肌が美しくなり、同時に疲れにくくなって心身ともに若々しく快活になったことを実感する女性が 大勢います。そのため、多くの患者さんが、更年期障害が改善されたあとも、健康維持とアンチエイジング(抗老化)のために、プラセンタ療法を続けて受けています。

 プラセンタは現在、注射薬や内服薬、健康食品(粒食品・ドリンク)、化粧品などで利用できます。このうち、医師のみが使えるのは注射薬で、更年期障害に対しては保険が適用されます。確かに注射薬には速効性があるのですが、医療機関に通院が難しい場合、更年期障害の緩和には内服薬や健康食品の利用をおすすめします。そのさい、1日にプラセンタエキス1000mg以上を目安に補うようにするといいでしょう。

プラセンタ療法は、注射(皮下または筋肉)か内服薬で行う。注射の場合、初期療法(最初の1〜2ヵ月)は週に1〜2回、維持療法は1〜2週に1回。
プラセンタ療法は、原則として自費。ただし、慢性肝疾患における肝機能の 改善、更年期障害改善などで健康保険適用になることがある。
費用は、吉田クリニックの場合、初診料2,000円、注射1回(2アンプル)2,000円、内服薬(1ヵ月分)10,000〜12,000円(医療機関により異なる)。

 更年期障害の緩和には、健康食品でもいい

第二は[C型肝炎]で、インターフェロンか無効な人でも大幅改善し、肝硬変や肝ガンを回避



 「プラセンタ」の注射が、健康保険の適用になるのは、更年期障害改善と乳汁分泌不全解消、慢性肝疾患における肝機能改善に対してだけです。したがって、プラセンタによるC型肝炎の治療は、 吉田健太郎の医院でもプラセンタ療法の大きな柱のひとつとなっています。
 そして3年ほど前からは、インターフェロンとプラセンタの併用によって、C型肝炎を治癒に導くことができるようになり、その効果に 吉田健太郎自身も大変満足しています。インターフェロンは、C型肝炎ウイルスを除去できる唯一の薬とされています。 インターフェロンはもともとは病原体を抑えるために体内で作られる物質ですが、人工的に合成したインターフェロンを大量に注射することによりウイルスを排除するのがねらいです。
 C型肝炎は、慢性化した状態が長く続くと肝硬変に進み、やがて肝ガンを招く危険が大きくなるだけに、それを回避できるインターフェロンは現在、C型肝炎治療の第一選択肢となっています。



 確かに、インターフェロンにはC型肝炎を根治に導く強力な作用があります。しかし、残念ながら、顕著な効果は2割の人にしか現れず、発熱・倦怠感・吐きけ・嘔吐・ウツ症状・筋肉痛など、患者さんにとって 耐えがたい副作用を伴うという問題点もあるのです。
 そうしたこともあって、吉田健太郎はかつて、インターフェロンによる治療に対して否定的な立場を取っていました。というのも、副作用のあまりの強さから、多くの患者さんがインターフェロンによる治療を途中で放棄し、 吉田健太郎のクリニックに救いを求めて殺到していたからです。
 その吉田健太郎の考えを大きく変えたのは、ある50代の患者さんの例でした。その人は当院でプラセンタ療法を半年以上続けたあと、大学病院に入院してインターフェロンによるC型肝炎の治療を受けました。すると、まわりの患者さんが強い副作用で苦しんでいる一方で、その人だけ副作用がほとんどなく、ケロッとしていたというのです。
 吉田健太郎はこの話を聞いて、ハッとしました。もともとプラセンタには、副作用が強い薬と併用した場合に、その副作用を緩和する働きのあることが知られていました。だとしたら、インターフェロンの使用を否定するよりも、それとプラセンタを併用したほうが、副作用を軽減でき、免疫力も増強されてC型肝炎を治す力も強まるかもしれない、と考えたのです。
 実際に、その患者さんはインターフェロンの治療終了後、半年ごとにウイルス検査を受けていますが、3年間ウイルスが消えたままです。つまり、C型肝炎が完治したと考えていいでし ょう。


 このあと 吉田健太郎は、C型肝炎の患者さんに対して、インターフェロンとプラセンタの併用を積極的に試みるようになりました。その結果、症例数は全部で11例とまだ少ないものの、全症例でインターフェロンの副作用が緩和され、 加えてC型肝炎のウイルスが陰性化し、ウイルスが消え去ったのです。
 ただし、そのうちの1例だけは、ウイルスが再び出現してしまいました。この1例ではインターフェロンの治療を始める前に、プラセンタ療法を3ヵ月しか行っていませんでした。ほかの10例は半年以上行っていたことから、プラセンタを半年以上用いてから、インターフェロンと併用するのが、確実に効果を得るコツと考えています。

 いずれにしても、すべての症例でインターフェロンによる強い副作用が抑えられ、ウイルスがなくなったというのは驚異的なことです。今後さらなる研究が必要ですが、恐らく、プラセンタとインターフェロンを併用すれば、C型肝炎は確実に治せる時代に入るのではないかと考えています。
 次のような例もありました。
今年70歳になったC型肝炎の患者の男性は、昨年から1年半プラセンタ療法を行ったあと、今年になってインターフェロンとの併用を試みました。すると、驚くことに、この人の場合はインターフェロンによる治療を始めてわずか1週めで、早くもウイルス量が0.5以下、2週めの検査で陰性となり、ウイルスが消失しました。
 C型肝炎のプラセンタ療法であれば、速効性の高い注射薬が適しているでしょう。その場合は、プラセンタの注射を週2〜3回、半年以上受けたあとにインターフェロンと併用することをおすすめします。

第三は[アトピー][ぜんそく]、長年悩んだ重症例でも数カ月の治療で回復する人が多い


 アトピー性皮膚炎やぜんそくなどの難治のアレルギー病で悩む人が急増しています。こうしたアレルギー病にも「プラセンタ」はとてもよく効きます。
 アトピーやぜんそくは、体内に侵入した異物を処理する白血球の働き(抗原抗体反応)が、なんらかの原因で過剰になって正常な細胞 を攻撃するようになり、皮膚や気管支で炎症が起こる病気です。
 現代医学では、ステロイド剤を使って炎症を強引に止める治療法が中心ですが、そのことがかえってアレルギー病の治療を難しくしているという指摘もあります。また、ステロイド剤は副作用も懸念されています。
 その点、プラセンタには問題となるような副作用がなく、抗炎症作用のほか、抗アレルギー作用、活性酸素除去作用、自律神経調節作用、細胞活性化作用、血行促進作用が備わっていることがわかっています。そのため、プラセンタは、二重三重の働きで白血球の働きを正常に し、炎症を促進させる活性酸素も除去することで、アトピーやぜんそくを無理なく改善に導くのだと考えられています。
 そして、それらを可能にしているのが、プラセンタに含まれる各種の免疫抑制物質(具体的には、妊娠初期因子、ビタミンD、オメガ3系多価不飽和脂肪酸、 ガングリオシド、コンドロイチン硫酸、グルコサミンなど)が複合的に働く結果、アレルギー反応や炎症反応が絶妙に抑えられるというわけです。



 実際に、プラセンタ療法によってアトピーやぜんそくがよくなった人が数多くいます。
 例えば、30年近く全身のアトピーに悩まされてきた43歳の女性は、プラセンタ注射を週2回、3ヵ月間続けて受けたところ、肌が全体にしっとりし、アトピーに特徴的な皮膚の乾燥と色素沈着がかなり改善されました。
 また、重症のぜんそくの発作がプラセンタによって著しく減少した例もあります。
 これは、吉田健太郎と同様にプラセンタによる治療を積極的に行っている医師の話ですが、70歳の女性はステロイド内服薬を長い間飲んでいても頻繁にぜんそくの発作が起こって、ステロイドの吸入や点滴をたびたび受けていました。
 ところが、週1回のプラセンタの注射を受けはじめてまもなくカゼを引きにくくなり、ぜんそくの発作の回数も減って症状が大幅に軽減したといいます。そして、ステロイド内服薬の量も減らすことができたのです。 なお、アトピーやぜんそくの改善を目的としてプラセンタを用いる場合、重症の人は週に2回の注射が最適ですが、軽症であればプラセンタの健康食品(粒食品やドリンク)で効果が出ます。

第四は[耳鳴り][めまい]で、立っていられないほど重症のメニエール病のめまいも消失

 多くの中高年男女が悩む耳鳴りやめまいは、内耳の異常や更年期障害、ウツ病、脳の病気など、さまざまな原因で起こるため治療が非常にやっかいです。
 みなさんの中にも、病院を何ヵ所も回ったのに耳鳴りやめまいがなかなか改善されない、と悩んでいる人も多いでしょう。
 そうした人にぜひあきらめずに試してほしいのが「プラセンタ」です。プラセンタを用いると、専門医もさじを投げたほど重症の耳鳴りやめまいが、不思議と劇的なまでに改善する例が多いのです。
 例えば、吉田健太郎のクリニックに最近、ある有名な作曲家(68歳)が耳鳴りを訴えて来院しました。この人はいつもヘッドホンを耳につけて仕事をしているせいか、音を感じる内耳の老化が早く、長年、耳鳴りに悩まされてきたそうです。
 本人の話によれば、いくつもの総合病院や耳鼻科で治療を受けてもよくならないので、最後の手段としてプラセンタ療法を試してみたいとのことでした。
 そこで、週に2回の注射を3週間ほど続けたところ、耳鳴りがほとんど気にならないくらい軽くなったといって、大変喜んでいたのが印象的でした。



 耳鳴りとめまい、さらに難聴などの症状が同時に起こるメニエール病は、治療が特にやっかいですが、この病気にもプラセンタがよく効く例があります。
 これは、吉田健太郎の友人の医師の症例ですが、重度のメニエール病に悩む52歳の男性の患者さんがいたそうです。この男性のめまいはメニエール病特有の回転性のもので、症状が現れると立っていられないほど周囲がグルグル回るというひどいものでした。命の危険を感じて、何度か救急車を呼んだこともあったそうです。
 他院で投薬治療を受けていましたがいっこうに改善せず、プラセンタ療法を実施している友人のクリニックを訪ねてきたわけです。そこで、週に1回、プラセンタの注射を行い、それを1年続けたところ、めまいが全く起こらなくなったというのです。この男性の場合、耳鳴りは思うように改善されませんでしたが、やっかいなめまいが皆無になって、プラセンタの効果に満足しているそうです。
 なお、めまいや耳鳴りの改善が目的の場合は、プラセンタの注射を受けることをおすすめしますが、日常生活に支障をきたさない程度であれば健康食品で補うのがいいでしよう。また、めまいや耳鳴りには、脳腫瘍などの重大な病気が隠れている恐れもあるので、事前に耳鼻科で原因を調べてもらうことも重要です。

第五は腰痛・ひざ痛・肩こりなど[関節痛]で、難治の坐骨神経痛や椎間板ヘルニアも大幅改善



 つい2ヵ月前のことです。吉田健太郎は、急に原因不明の坐骨神経痛に襲われて、激痛で片方の足がうまく動かせず、歩くのもままならない状態になってしまいました。
 背部から下肢にかけて痛みが走り、足の第一指、第二指までしびれが出て、指の感覚が全くなくなってしまうほどの重症でした。明らかに坐骨神経の一部が損傷されて起こった症状で、整形外科に行けば手術をすすめられたかもしれません。
 吉田健太郎のクリニックは自宅から歩いて3分ほどのところですが、それでも自力ではクリニックに行けず、妻に車で運れていってもらいました。そして、診察室に入るとすぐに、「プラセンタ」の注射をしました。  
 これを一週間毎日続けた結果、痛みは徐々に薄れ、二ヵ月後には普通に歩けるようになりました。 吉田健太郎の体験は極端な例かも知れませんが、実際の治療経験からも、腰痛・ひざ痛・肩こりなどの関節の痛みに対し、プラセンタは非常に有効なことがわかっています。椎間板ヘルニアの場合でも、神経を圧迫している椎間板をもとには戻せませんが、プラセンタで椎間板のまわりの組織を若返らせて痛みを和らげることは可能です。そして回復を早め、ヘルニアになりにくい体をつくることができます。



 プラセンタがなぜ関節痛に有効なのか・・・それは、プラセンタに、細胞を活性化したり、血流を促したり、炎症を抑えたりする働きがあるためだと考えられます。
 とはいえ、関節痛の治療はひとすじ縄ではいかず、プラセンタだけ補っていれば治るという簡単なものではありません。関節痛を治すためには、やはり関節をよく動かして周囲の筋肉を強化したり、患部を温めて血流をよくしたりする努力がどうしても必要です。そのうえでプラセンタを補えば、驚くような関節痛の改善効果が現れます。
 関節痛の解消を目的としてプラセンタを用いるなら、重症の場合は注射が最適ですが、軽症の場合は健康食品(粒食品やドリンク)でプラセンタエキスを毎日継続して補うのがいいでしょう。そうすれば、注射並みの好結果が出てきます。
 そのさい、関節痛によく効くとして有名なグルコサミンやコンドロイチンの健康食品とプラセンタとを併用すると、効果がより早く確実に現れる例が多いので、ぜひお試しください。


第六は[シミ][シワ]で、健康食品をとるだけで肌に張りと潤いか増し見た目がすごく若返る



 「プラセンタ」の大きな特徴は、難治の病気や不快な症状を改善させるだけでなく、皮膚を美しくきれいにしたり、体全体を若返らせたりすることにあります。そのため、プラセンタで内科の病気の治療をしているうちに、シミやシワが消えたり、肌に張りと潤いが出てきたり、肌の美白効果が得られたりする例が多々あります。 吉田健太郎はこれを副作用ならぬ「福作用」と患者さんに説明しています。
 もともとプラセンタは、古代から肌の美しさを保つ妙薬として使われてきました。美女として名高いクレオパトラや、フランス革命で処刑された王妃、マリー・アントワネットも、若さと美しさを保つためにプラセンタを愛用していたといいます。 



 しかし、こうしたプラセンタの美肌効果の秘密がわかってきたのは、つい最近のことです。すでに述べたように胎盤は、わずか1個の受精卵を子宮の中で1人の人間にまで成長させる、驚異的なパワーを秘めた臓器です。これは、人間に限らず、すべての哺乳動物の胎盤に当てはまるパワーです。
 この胎盤から得られたプラセンタには、肌を美しくしたり、傷んだ肌を修復したり、体を若若しく保ったりする栄養や生理活性物質が凝縮されています。 例えばプラセンタには、わずかな量で細胞の分裂・増殖を促す成長因子という物質が多数含まれています。成長因子には、神経を成長させたり、血管を新生させたりするといったぐあいに多様な働きをするものもあり、今、医学会で脚光を浴びている物質です。プラセンタには、この成長因子が皮膚の増殖にかかわる因子をはじめ10種類以上も含まれているのです。
 プラセンタが美肌効果を発揮するしくみは、次のように考えられています。まず、プラセンタに含まれる成長因子によって細胞が活気づき、皮膚の血流がよくなり、新陳代謝(古いものと新しいものの入れ替わり)が活発になります。 その結果、シミの原因になる黒褐色のメラニン色素の沈着が防げ、肌の表面の表皮からメラニン色素の排出が促されて、肌が白くなっていきます。

 次に、表皮の下には、真皮という肌の張りや潤いを保っている層があります。ここにあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分が古くなってしまうと、肌は弾力を失いシワやタルミが生じたり、カサカサになったりします。
 プラセンタに含まれる栄養素や成長因子は、これらの成分を強く活性化し、その合成を促してシワやタルミを防いだり、肌に潤いを与えたりするのです。

 また、シミやシワを作るそもそもの犯人は、活性酸素(攻撃力の強い酸素)であることもよく知られています。日光に含まれる紫外線が肌に当たると、活性酸素が大量に作られ、それがメラニン色素を増やしたり、コラーゲンなどを破壊したりするわけです。
 その点ですばらしいのは、プラセンタには、活性酸素を消去するSOD(スーパーオキシドデイスムターゼ)をはじめとする酵素(体内の化学反応を助ける物質)や、過酸化脂質を減らしてコラーゲンの合成を促すSA スーパーアクティブアミノ酸(複合保湿成分)、ビタミンC・Eが含まれていることです。 このように、肌を美しくする多様な成分が豊富に含まれているプラセンタは、化粧品としての利用価値が非常に高く、内服薬や健康食品以外にも 多くの化粧品が市販され大変な人気を博しています。
 吉田健太郎のクリニックに通院していた23歳の女性は、肌に突然4センチほどの大きなシミができて困っていました。これくらい大きくなると、化粧品で隠すのも大変です。そこで、プラセンタの注射と化粧品を試したところ、わずか1週間でシミが薄くなり、2週間後にはほとんど目立たないくらいに小さくなって、やがて跡形もなく消えてしまいました。すべてのシミが消えるわけではありませんが、できてまもないものならかなり効果が期待できます。
 プラセンタは、美肌効果が現れやすいので、シミやシワを解消したり、肌の張りや潤いを取り戻したりするのが目的なら、健康食品や化粧品を選んで長く使いつづけるのが最も効果的です。そうすれば、いつまでも美しくて若々しい肌が保てるは ずです。

「わかさ」2007年10月号 より抜粋

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